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ENDRECHERI(エンドリケリー)の存在はジャニーズを変えるか?

ENDRECHERI(エンドリケリー)の存在はジャニーズを変えるか?

毎年恒例となっている24時間TVの暴力的な独占と、キムタク&二宮和也W主演の映画「検察側の罪人」の公開を前になりふり構わず盛大にメディアプロモーションを展開している、国内最大となる老舗男性アイドル専門芸能事務所「ジャニーズ」。

ここ数年、ジャニーズブランドを貶める大小様々なスキャンダルを払拭する勢いでメディア露出される嵐やキムタク、V6、Hey!Say!JUMP、KEN☆Tackey、関ジャニ、キンプリなど”ジャニーズ大本営”の空騒ぎを尻目に、ENDRECHERI(エンドリケリー)が事務所唯一の「音楽アーティスト」として注目を集めている。

 

ENDRECHERI(エンドリケリー)とは、知る人ぞ知るKinKi Kidsのメンバー「堂本剛」が個人名義で携わっているソロプロジェクトにおける彼のアーティスト名である。

KinKi Kidsのメンバーとしてジャニーズアイドルの責務を果たしながら、2005年よりENDLICHERI☆ENDLICHERIとして活動を開始し、足掛け10年以上かけて今年の5月に極上のファンクアルバムをリリースしたENDRECHERI。

そして、1作目で堂本剛自身も出演していた「銀魂」の主題歌としてENDRECHERIソロシングル「one more purple funk… -硬命 katana-」が、8月22日にリリースされる。

音楽ファンにリーチするENDRECHERIのファンクサウンド

リリースに先駆け出演した夏の大型音楽フェス「サマソニ」では、ENDRECHERIのディープな本格的ファンクサウンドは、非ジャニーズファン、ともすれば”アンチジャニーズ”なガチ音楽ファンの間で大きな反響を得ることとなった。

 

この事実は、民放テレビ局を私物化し所属タレントをねじ込む「ジャニーズ」の腐れたプロモーション手法に比べれば、何百倍も大きな価値があるものだ。

金や政治力では得ることができないものを、ENDRECHERIは手にしたと言えよう。

ただ金儲けをしたいのならKinKi Kidsとして全国のドームやアリーナを回れば、ENDRECHERIとして活動するより多くの収益が得られるだろう。しかし、堂本剛はENDRECHERIとして自分自身のサウンドを作り上げ、音楽ファンにリーチした。コアな音楽ファンに受け入れられる音楽を届けた。

ジャニーズの中で戦い続ける漢の格好良さ

彼は今もKinKi Kidsのメンバーとして有り続けている。ジャニーズの中堅グループKinKi Kidsのメンバーでありながら、自分のサウンドを作り上げていくのはそんなに簡単なことではない。

売れないバンドマンやアーティストは世の中に多くいるし、そういう人からすればジャニーズのアイドルグループとしてチヤホヤされながら、片手間に好きな音楽活動ができればどんなに楽だろう。と思われるかもしれないが、巨大組織の中で看板グループのメンバーとしての責務を全うしつつ”やらなくても良い”はずの音楽アーティストとして多くの人に認められる作品を発表するというのは並大抵のことではない。

彼がENDRECHERIとして活動するまでに、どれだけのジャニーズタレントが退所しただろう。そのタレントたちの多くは「自分の音楽」をやりたいと言ってはいなかったか?

 

きっと堂本剛だって何度も「退所」を考えただろう。彼は同事務所のタレントとの交友より、他所のアーティスト仲間との交流が多い。ジャニーズという”枷”を外して思い切りアーティストとして活動したいと何度も考えたと想像できる。

しかし、彼はKinKi Kidsの堂本剛として有り続けながら、ファンクアーティスト「ENDRECHERI」としてデビューした。その姿はアーティストとしても”漢”としてもカッコ良く、事務所力で推されている他のジャニーズタレントでは太刀打ち出来ない魅力にあふれている。

ENDRECHERIが成し得たことは誰にでも出来ることではない。でも、やって出来ないことではないのだ。

ENDRECHERIの存在がジャニーズにもたらすもの

ジャニーズタレントが揃って”ゴリ推し”だけで人気を得ているわけではない。人気のあるタレントは、その人気を裏付ける才能を持っている。

 

ENDRECHERIは、ジャニーズ事務所に所属していても自分の望む自己表現ができることを証明して見せた。つまり自分が望む形の活動ができないとしても、「ジャニーズ所属のタレントだから」という言い訳が通用しないことを知らしめたことにもなる。

ジャニーズ事務所も、無理矢理なメディア露出にばかり力を入れずに”タレントの才能を育む”という芸能事務所本来の役割にも、もう少し力を入れてもらいたいとささやかに願っている。

(ちょろっと@遊び人)

 

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