芸能人、有名人、話題のニュースとこだわりのエンターテイメントコラム

Reiのエモーショナル・ギターは日本を目覚めさせるか?

Reiのエモーショナル・ギターは日本を目覚めさせるか?

日本人で唯一、あの「TED」においてオリジナルの楽曲をアコギ一本で披露したReiが、

SPACE SHOWER MUSICから大手レーベル”ユニバーサル ミュージック”に移籍し第1弾シングルとなる「LAZY LOSER」をリリースした。

レーベルを移籍して変わったのは、アー写(アーティスト写真)が大分”垢抜けた”のと、案の定ギタリストとしての存在感を”薄めて”きたところだろう。

アー写については素材であるRei本人がもともと可愛げがある上に妙齢で女っぷりが上がっている年頃だし、ワンランク上のスタイリストやカメラマンを用意すればクオリティを上げることはたやすいのは分かる。

肝心な楽曲について、なんだかずいぶんディストーション強めで、Reiの細やかなエモーショナルプレイが活かされていない気がして、ちょっとした疑念を抱いている。

 

まだMVで楽曲を聴いただけなので、この曲がたまたまそういうアレンジだったのかもしれないが、Reiの才能に対して国内ミュージックシーンにおける評価が低い気がすることもあり、一抹の不安を覚えるのだ。

ライブパフォーマンスで炸裂するReiのエモーショナルプレイ

元々ReiというミュージシャンはMVなんかより、ライブにおけるエモーショナルプレイこそが真骨頂であるから、スタジオ音源のミックスアレンジが多少悪くてもどうということはないのだが、新規リスナーにはスタジオ音源がファーストコンタクトとなることも多いので、ないがしろに出来るものでもない。

「Reiという女の子がスゴイらしい。」と興味を持っている人には、ぜひともスタジオ音源のMVからではなく、ライブの映像からReiの音楽に触れてもらいたいと思う。

 

日本人でウェンブリー・アリーナに立ったBABYMETALやX JAPANもスゴイが、日本人でTEDの舞台に一人で立ち自作のブルースをアコギ1本で演奏したReiも、それと同じくらいスゴイことなのだが、国内ではイマイチそのスゴさが伝わっていないのが歯がゆい。

 

アメリカのショービズに挑戦する日本の有名アーティストたち

日本人のミュージシャンやアーティストでも、海外で活躍したいと思う人は多い。

古くはピンクレディーも海外でのヒットを目指したし、松田聖子やドリカムもアメリカでの支持拡大にチャレンジして挫折している。あの宇多田ヒカルでさえ、アメリカでの活動は鳴かず飛ばずで、いまでは海外に住みながら日本をターゲットに活動をしている。

 

このように、日本でいくらヒットを飛ばしていても、それがアメリカで通用するということはない。日本の音楽業界がガラパゴス化していると言われる由縁であるが、これは日本からアメリカだけではなく、アメリカで認められている日本人ミュージシャンが日本国内のミュージックシーンでは通用しない。という事象も大いに有り得るのだ。

Reiの評価が彷彿とさせる朱里 エイコの悲劇

その昔60年代から70年代にかけて、朱里 エイコという悲劇の歌手がいた。彼女は16歳で単身アメリカに渡りラスベガスを中心に舞台で歌い、ヒットチャートに名が上がることはなかったが彼女はアメリカのショービズ界で知られた存在であったという。

そんな彼女が日本に凱旋して、日本語で楽曲をリリースしても鳴かず飛ばずであったらしい。

かろうじて、彼女の持ち味であるソウルフルな歌唱を微塵も感じさせない曲「北国行きで」がヒットし紅白歌合戦にも出場するが、ほぼ一発屋扱いで国内で大きな成功を得ることはなかった。

くわしくは彼女のWikipediaを参照してもらいたいが、アメリカで認められた彼女の才能は、日本においては受け入れられなかったということだ。

Reiのギタープレイとそのオリジナル楽曲についても、同じ様なことが起きているのではないだろうか?

Reiの音楽的価値を国内ミュージックシーンは受け入るのか?

ギター、特にローリング・ストーンズやエリック・クラプトンが愛するデルタ・ブルースからテキサス・ブルースあたりのフィーリングと東洋人ならではの”黒くない”ファンクエッセンスが絶妙にミックスされたReiの音楽的価値を、理解できる日本人はどれくらいいるだろうか?

 

今では洋楽邦楽の壁も薄くなり、音楽はYoutubeなどで世界中にリーチできる時代だ。

もしも、国内ミュージックシーンをターゲットにすることでReiの音楽的魅力が削がれるのなら、Reiにはさっさと日本に見切りをつけて、海外に向けてその才能をアピールしていってもらいたいと個人的に思っている。

(ちょろっと@遊び人)

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でChorrotをフォローしよう!