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PENGUIN RESEARCHはオタク界を越えてメジャーを目指す

PENGUIN RESEARCHはオタク界を越えてメジャーを目指す

今年、最も乗りに乗ってブレイクしているWANIMAの人気を見るにつれ、バンドサウンドにある種の”ポジティブさ”が求められているように感じる。

ちょっと前(10年くらい前)までは、あんなどストレートなポジティブ全開の歌詞とメロディは、そんなに大きく受け入れられてなかったように思うが、今WANIMAが多くの若者に支持されているのを見ると、若者の社会感はそーとー暗いのだろうなと、余計なことを考えてしまう。

でもって、今回紹介したいのは大人気のWANIMAではなく、WANIMAよりもっと「イマドキっぽいなぁ~」と感じるPENGUIN RESEARCHというバンドのことだ。

 

PENGUIN RESEARCHのイマドキっぽいメンバーたち

このPENGUIN RESEARCHというバンドは2015年に結成された新鋭のバンドであるが、ボカロP”kemu”として活動しつつ、プロのコンポーザーとしてLiSAや田所あずさ、茅原実里などアニメ界隈よりのアーティストに楽曲提供していた堀江晶太を中心に、現在声優としても活動しているボーカルの生田鷹司を始めアニメ・アイドル界隈で活躍するミュージシャンたちによって結成されている。

まぁ、そういう来歴なのでオタク女子が喜びそうなイメージと、ボカロPが作りそうな楽曲でデビューしてきたわけだが、なんか少し見ない間にずいぶんと骨太なバンドになっていて「これは?!」と思えたので今回ピックアップしてみた。

 

PENGUIN RESEARCHは、新人バンドによくある学生時代から一緒にやってきた様な腐れ縁バンドではない。メンバーそれぞれにアイドルやアーティストのバンドサポートなどの経験を経てPENGUIN RESEARCHに参加している。

だから、新人バンドでありながら妙な”こなれ感”を感じさせるところがあり、いきなり人気アニメのエンディング起用となったデビューシングル「ジョーカーに宜しく」などはバンドのパブリックイメージも楽曲も”~ぽいね”という範疇にしっかりハマってしまって、バンド自身の性格が見えないものだった。

 

示し始めたPENGUIN RESEARCHの「色」

そしてデビューから3年余り、昨年の1stフルアルバムから徐々にPENGUIN RESEARCHというバンド独自の「色」を見せ始め、今回リリースされた「WILD BLUE / 少年の僕へ」ではPENGUIN RESEARCHのバンドサウンドが、一つのまとまりを持って示されているように感じる。

いくら業界でのキャリアを持ったメンバーであっても、バンドとしてのアンサンブルを形作るのには相応の時間と経験が必要だ。そのバンドとしての「まとまり」をPENGUIN RESEARCHはようやく手にしたようにも思える。

そのバンドイメージは閉じられたオタク向けのマーケットよりも、よりメジャーなミュージックシーンで大きな支持を集めるポジティブ・ロックであることは、ある程度”売れるため”の計算もあったのかも知れない。

時代に求められるポジティブ・ロックとPENGUIN RESEARCHの親和性

しかし、その路線はPENGUIN RESEARCHというバンドの形をより魅力的にしているように思う。

真っ直ぐで力強い生田鷹司のボーカルは、ラウド志向のドラム新保恵大やギターの神田ジョンの音数の多いトラックの上でもストレートに響き、マニアックにならないポップさを保っている。

 

こういうバンドとしての形ができると、コンポーザーとしてもPENGUIN RESEARCHらしい楽曲というものが見えてくるだろう。この先ますますPENGUIN RESEARCHは、自分達らしいロックを届けてくれるだろう。

そのバンドとしての個性を持つことは、メジャーで活動する上での第一歩である。

確かな技術と個性を持ったバンドPENGUIN RESEARCHのこれからの活動に注目していきたい。

(ちょろっと@遊び人)

 

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