芸能人、有名人、話題のニュースとこだわりのエンターテイメントコラム

SOLEILにみる少女偏愛の正しいあり方

SOLEILにみる少女偏愛の正しいあり方

アイドルファンの皆さん、今日も自分とひと回りもふた回りも年齢差がある少女たちが歌い踊りはしゃぐ姿を見てニヤニヤしながら、つまらない日々を生き抜く糧にしてますか?

ゲスな運営にいい様に搾取されているのを知りながら、アイドルと呼ばれる年端もいかない少女たちの営業スマイルを見るために必要なCDやグッズ購入に充てる資金を得るため、せっせと働いてますか?

9月19日、15歳の美少女”それいゆ”がフロントを務めるバンド「SOLEIL」が、3月リリースのメジャーデビューアルバム「My Name is SOLEIL」に続く2ndアルバム「SOLEIL is Alright」をリリースした。

この機会に、少女性を最大限に活かしたポップ・ロックを聴かせるSOLEILのあり方を通して、現在のアイドルブームの歪みと問題点について考えてみたいと思う。

SOLEILが示す少女への慈愛

SOLEILは現役中学生である”それいゆ”を中心に、親世代以上に年の離れたミュージシャン、ザ・ファントムギフトのサリー久保田と現ヒックスヴィル、ましまろのギター中森泰弘がメンバーとして名を連ね、そのデビューアルバムには親交の深い真島昌利やカジヒデキ、近田春夫といった豪華なメンツが参加し話題となった。

 

SOLEILの魅力は、何と言っても少し舌足らずな少女ならではの歌声を聴かせる”それいゆ”の存在である。

”それいゆ”の歌はかつて12歳にして圧倒的歌唱力でデビューした林明日香の様に”特別”なものではない。中学生然とした可愛らしい歌声であるのだが、その少女特有の歌声を丁寧に摘み取り最高の楽曲とトラックでパッケージしている。

SOLEILに参加するオジさんたちは”それいゆ”に扇情的ないやらしい歌詞を歌わせたり、鬱々とした未成年の主張を叫ばせたりはしない。

”それいゆ”の持っている、そしていつかは失われてしまう少女性を慈しみ、その魅力を最大限に活かした極上のポップ・ロックとして世の中にドロップされるSOLEILの作品は、このサイトで繰り返し伝えている新世代アイドルのあり方とは全く異なるものだ。

普遍的な少女への性愛

現在「ロリコン」は日本人特有の異常性癖の様に言われているが、”少女”と呼ばれる子供から大人へと変成する女性にだけ見られる独特な性的魅力を好むセクシャリズムは洋の東西を問わず昔から存在する。

そもそも「ロリコン」という言葉の元となった”ロリータ”は、ロシア生まれの小説家による50年代の文芸作品で、60年代にあのスタンリーキューブリックによって映画化されることで日本でも一般化され、少女偏愛=ロリータ・コンプレックスとラベリングされたものだ。

 

しかし、ロリコンという言葉ができる前から少女に対する性的偏愛は存在しており、有名なところでは「不思議の国のアリス」や谷崎潤一郎の「痴人の愛」などはロリータ文学とされることもある。

だから、女性が成長する過程においてわずかな時期に見られる儚い少女性に対する特別な感情というのは普遍的なもので、その感情を抱くこと自体は至って正常であると思える。

日本人がロリコン、ヘンタイと誹られる訳

少女性愛を普遍的で正常なものとしてとらえた上で、問題となるのはその少女性愛の発露の仕方である。

日本で最も人気があるアイドルを例にすれば、年端もいかない少女たちをかき集めトレーニングを施すことなくステージ上で無用に争わせ、自分がライバルに勝つために、なんの対価も持たぬまま大人に媚びへつらう様を眺め、衆人環視の中いい様にもてあそび、それを見て喜ぶ様は相当に悪趣味だ。

バブル時代にたっぷり肥え太ったジジイのテレビマンが、自分の孫くらいの歳の少女たちを集めて自身の少女性愛を投影した唄を歌わせ「僕は嫌だ!」という叫び声さえ金にして「真っ白なものは汚したくなる」なんてアルバムをリリースしている事実は、怖気立つほど気色悪い。

そんなアイドルが日々テレビの画面を占領し、チャートを独占し、雑誌の表紙をジャックする。ロリコン、ヘンタイとそしられても致し方ないだろう。

SOLEILも、同じくバブル時代から活躍しているミュージシャンが集まり15歳の”それいゆ”が持つ少女性をそのまま活かした作品を作り上げているが、その楽曲からは少女に対する慈愛が感じられるし、屈託無くその音楽を楽しむことができる様、参加したミュージシャン達のキャリアが惜しみなく注がれているのが分かる。

 

アイドルと呼ばれる少女にとっても、そのファンにとっても「幸せなあり方」を目指すことはできるはずだ。

多くのアイドルファンには、人の不幸を糧にするバブル世代の考えるプロモーション手法に乗せられることなく、アイドルとファンの幸せな関係を見出してもらいたいと切に願う。

(ちょろっと@遊び人)

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でChorrotをフォローしよう!