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髭(HiGE)を知っている人生を送ろう

髭(HiGE)を知っている人生を送ろう

髭の話をしよう。

と言って、ロックンロールバンド髭(HiGE)を思い浮かべる人は少ないだろう。まぁだいたい男同士でもあんまり髭の話なんてしないから「髭いいよね。」と問うても「え?どんな?」と、初っ端から別の方向に話は向かってしまうのがオチだ。

で、余計な方に話がいかないように言っておくと、デビュー以来一貫して骨太なロックンロールを聴かせてきた髭(HiGE)が、デビュー15周年を迎え活気づいている。

9月26日には2枚組のベスト盤「STRAWBERRY TIMES」と15周年記念アルバム「STRAWBERRY ANNIVERSARY」がリリースとなる。

すでに髭(HiGE)を知っている人には楽しみにしてもらいたいが、ここは髭(HiGE)をまだ知らないって人に是非聴いてもらいたいと思って記事にしている。

 

マイペースな髭(HiGE)のキャリア

髭(HiGE)は21世紀を超えた2003年にデビューしている。同年デビューにはアジカンやストレイテナー、一年後にフジファブリック、マキシマム ザ ホルモンがデビューしている。こうやって同時期にデビューしたバンドを並べてみると、髭(HiGE)のキャリアがどのくらいのものか実感してもらえるだろう。

 

まぁいくつかYoutubeでMVを見てもらえば分かるけど、デビューから15年淡々と自分たちのロックンロールを演りつづけているバンドだ。目立ったタイアップもなく、アニメ主題歌にも使われることなく、アイドルに楽曲提供することもなく、そりゃもう自分たちの音楽を演りつづけている。

10年、15年も経てばメンバーはすっかり大人になり、尖ってアグレッシブな音楽を演っていたバンドも、そこそこヒットし知られた曲のいくつかを手にしたりして、無用に政治色の強い発言をしたり、Twitterで一般人に食って掛かったりしてファンをがっかりさせるようなアーティストも居る。

そういう点では、髭(HiGE)に関して言えば安心である。

なんたって髭(HiGE)だからね、ニュースにもならない。

 

音楽的には90年代オルタナティブの影響をしっかり受け継いだ、ガレージロックど真ん中の楽曲テイストで、くしくも先日ニューアルバムをリリースしたthe pillowsを想わせる部分もあり、その手の音楽が好きな人にはたまらないだろう。

中道的ロックバンド髭(HiGE)の存在感

髭(HiGE)の聴かせるロックンロールは非常にプリミティブなロックである。2020年を前にして「ロック」も細分化され、もはや「ロック」というジャンルはとても一言で言い表せる物ではなくなってしまった。

髭(HiGE)はそんな時代にあって、例えば「ロックってどういう音楽?」という人が居たとして、偏ることなくロックのイメージを伝えられるバンドであると言えよう。

 

ロックの最先端でもなく、過剰な激しさを持っている訳でもない。かといって昔懐かしのオールディーズ・ロックでもないし、日本人特有のフォーク・ロックでもない。

This is Rockと呼べる音を聴かせてくれるバンドは、日本国内では非常に少いのだ。

どんどん過激化する海外のロックシーンから逸脱し、独自の盛り上がりを見せる”邦楽ロック”シーンであるが「邦ロック好き~♪」とTwitterでフォロワー募集するような若輩者には、洋邦問わず”ロック”のミドルレンジとも言える髭(HiGE)を押さえておいてもらいたいと思う。

(ちょろっと@遊び人)

 

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