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2020年、熟年バンドブームが到来している!

2020年、熟年バンドブームが到来している!

気がつけば2020年となり筆者自身も知命を迎えた。

自分の天命を知ることもなく歳だけを重ね、歳を重ねただけ自分が憧れたアーティストが次々とこの世を去っていく。

いたって順当だと思う。

天命を知る事はないが自分の”余生”を想って、少しだけアクセク生活するのを辞めて自ら音楽を奏じる生活を始めてみた。

今さら音楽で食っていこうというのではないが元々楽器をいじくるのは好きだったので、この歳になってひとりではなく誰かと音を合わせてみようと思ったのだ。

そう思い立って情報を集めてみると、出るわ出るわ、世の中は知らないうちに「熟年バンドブーム」となっていた。

まぁ、若かりし学生時代に一大バンドブームを経験した世代が、今一斉に「余生」に突入しているのだから、ふと長年手放していた楽器を手にして「あの頃の情熱をもう一度。。。」となるのは、もはや必然とも言えるだろう。

 

自分自身も、もれなくそういう”お年頃”になったのだ。

表舞台には立たない音楽家たち

さて、いざ熟年バンドブームの渦中に入ってみると色々と考えさせられることが多い。

まぁ、演奏される楽曲は概ね「懐メロ」である。今をときめくKing gnuやらネクライトーキーなどオジサンオバサンでも”聴いていない”わけではないが、集まって演奏するのは自分たちが若かりし頃の流行歌になりがちだ。

レベッカだったりBOØWYだったり80年代ジャパメタだったりする。まぁ、そのほうが盛り上がるわけだ、同年代の間では。

そう、彼らはもはや「バンドマンとして活きていこう」「メジャーデビューを目指そう」などという”夢”を掲げたりはしない。青葉の頃の淡い夢を、黄昏時に懐かしんでいるだけなのだ。

時代を交差するサブスク世代

かつてバンドブームの中、青春時代を過ごしたミドルエイジが子育てを終え、少しばかり生活に余裕ができた中で再び楽器を手にしている昨今、音楽の楽しみ方はサブスクへと移行している。

今どき、よっぽどレアな特典でも付いていなければCDなど買うだけ無駄だ。発信側だってCDをプレスするよりネットで配信するほうがよっぽど効率が良いのだからCD化する意味は希薄と言える。

世の音楽環境がそのような状況になって、面白い現象が起きている。

今や老若男女、音楽に耳ざとい人が新しい音楽に触れる接点はもっぱらYouTubeかサブスクであろう。

 

現在のTVメディアは芸能事務所間のパワーゲームが出演者に反映されるために正しく”最新のヒット音楽”を届けるプログラムは無くなり、ネット上では最新の音楽とかつてのヒット曲が混然となって溢れている。

そうなると、我々世代には「懐メロ」である楽曲でも世代を超えて耳馴染みのある音楽として受け取られる事となる。

シームレスなバンドブームは訪れるか?

今、多くの熟年バンドマンが週末はスタジオに集まり、かつて熱く情熱を傾けた音楽を奏で楽しんでいる。

彼らは決してヒットチャートを賑わすことは無いだろうが、街角や夜の店の一角にバンド演奏ができる場所を開拓し、巷に音楽を広げていくだろう。

営利主義の利権団体に音楽を狩り取られた市井に、彼らが音楽を届けてくれるだろう。

 

長く培われた音楽たちを自ら奏でる機会を得た、アマチュア熟年バンドマンの活躍に注目してほしい。

(ちょろっと@遊び人)

 

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